労働許可証がポーランドから到着したら、
今度は在ポーランド日本国大使館でビザ申請です。
就業者であるパートナーは就労ビザで申請するため、息子と私は帯同家族ビザ(タイプD)で申請をします。
書類を準備してオンラインからビザ申請の予約を取ります。
通常は予約を取るのに1か月ほどかかるようですが、
今回は2週間後に予約が取れました。
(コロナ渦の中、ビザ取得する人はいないのかも、、)
通常、日本在住の企業からポーランドへ出向の場合、担当部署が代理で取得してくれると思いますが
今回パートナーは現地の会社へ転職のため、日本でのビザ申請は自分で準備していく形になります。
必要な書類
必要な書類はビザの種類によって異なります。
・空港トランジットビザ(タイプA)
・シェンゲンビザ(タイプC)
・ナショナルビザ(タイプD)
就労/帯同家族、学生ビザ、ワーキングホリデービザ
私達はナショナルビザ(タイプD)の中の、就労/帯同家族ビザの書類となります。
<就労者>
①ビザ申請書
②写真(1枚)
③パスポート(原本・コピー)
④往復航空券または予約確認書
⑤滞在場所の証明
⑥海外旅行傷害保険の加入証明
※2021年1月から海外旅行保険の基準が変更となりました。
渡航初日から有効で、滞在の全期間(1年以上滞在予定の場合は1年間)をカバーしていること。
ビザ申請用の海外旅行保険の条件が、ポーランドの外国人法の改正に伴い変更されています。 – 日本の中のポーランド – Portal Gov.pl (www.gov.pl)
⑦滞在資金の証明
⑧就労許可証
⑨ポーランドで就労予定の会社からの招聘状
⑩★現在の就労先からの推薦状
⑪★現在の就労先からの在職証明書
★⑩⑪は現地転職の場合必要なし。
<家族>
申請者1名ずつ下記書類すべて必要。
子どもも一人ずつ必要です。
①ビザ申請書
②写真(1枚)
③パスポート(原本・コピー)
④往復航空券または予約確認書
⑤滞在場所の証明
⑥海外旅行傷害保険の加入証明
※2021年1月から海外旅行保険の基準が変更となりました。
渡航初日から有効で、滞在の全期間(1年以上滞在予定の場合は1年間)をカバーしていること。
⑦滞在資金の証明
⑧戸籍謄本(抄本)の原本
⑨就労者の就労許可証コピー
⑩就労者のパスポートのコピー
⑪申請者の滞在費用その他を負担すること(扶養)について、就労者が同意している旨の宣誓書
※2021年2月時点での情報です。
詳細や変更箇所などの最新情報は、
ポーランド大使館のHPを確認ください。
<書類を準備する際の注意点>
1.書類の準備に1~2週間ほどかかる書類もあるため、早めに確認して準備しておくことをお勧めします。
滞在資金の証明で、クレジットカードの利用可能額(限度額)を証明する書類(オンラインで取得した証明書やスクリーンショット等のプリントアウトは不可)を準備するのに1~2週間はかかり申請期限ギリギリでした。
2 .ビザ申請書はすべて英語です。書き方が分からない箇所・どれをチェックすれば良いのか分からない箇所などありました。その都度、大使館にメールしたり、電話で聞いたりして修正をしたり、思ったより時間がかかりました。
3.海外旅行保険の基準が変更となり、私たちは保険期間1年の海外旅行保険を加入しなければなりませんでした。
しかも大使館HPより、要件を満たす保険会社及び保険商品の指定もあります。
海外旅行保険を3人分で加入しましたが、予想以上の高額(ネットで検索しても家族3名で70万ほど)になりました。
今後は海外旅行保険の費用分も予め予算にいれておく必要があります。
私達が加入したのはインターネットで手続きできる
t@biho(たびほ)サイトから申込・支払い・その後の手続きまで完結できます。
海外旅行保険の付保証明書も申し込んだその日にプリントアウトできます。
日数変更・補償内容の変更もネットから可能です。
とても便利だったためお勧めです。
ビザ申請を一発で終わらせるためには、細かい箇所まで確認する必要があります。
オンラインでのビザ申請は途中でセーブできるので、事前に何を入力するのかを確認しておくのも一つかと思います。
★もし出発前に帯同家族ビザを取得しなかった場合
就業者と一緒に出国は可能です。
ただし現地ポーランドで居住許可証と取得する際に家族ビザを取得する必要があります。
その場合に必要な書類は日本で事前に準備しておかなければなりません。ご注意ください。
全ての書類を確認して、予約した日時に現地の館で申請です。
ビザ申請は申請者全員行かなければならないため、
こどもも学校を休んで向かいました。
当日は遅刻しないようにと、1時間も早く着いてしまい、お茶しながらの待ちぼうけ。
時間が来たのでインターフォンを押し大使館の中へ。
インタビューと書類と提出し、
その1週間後に家族全員、無事にビザ取得が完了しました。
注意点:
ビザ申請中はパスポートや労働許可証などもすべて大使館へ渡します。
別の手続きで必要な書類があれば
コピーやスクリーンショットで残しておくことをお勧めします。
最後まで読んで頂きありがとうございました(^^